電車通勤は読書ペースが増える

そこまで久しぶりでもないけども久しぶりです。

最近読書ペースが速くなりました。
通勤の時間中に読んだり、休日に電車使うと新宿まで1時間くらいかかるので読んでたり
或いは何処かの喫茶店で読んでたり

書店で買ってから積んでた本が20冊くらいありましたが
この1か月で10冊くらいにようやく減ってきたところで
というかシリーズ物の中途半端なところを買ってたものもあって
結局そのシリーズ物を現行作品まで全部読まなきゃ気が済まなくなったってのもあるんですがね




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厭物の如き憑くもの」は戦後昭和を舞台にした、
小説家が怪異に巻き込まれるミステリー・ホラーシリーズ「刀城言耶シリーズ」の1作目
表紙のゾクッとする不気味さに劣らず、中身も本能に訴えかける怖さがあります
今読んでるシリーズの1つです

僕が好きな京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」と、
時代背景や民俗・怪異と行った面で似通った部分がありますが、
京極堂と此作の主人公の刀城言耶が持つ
妖怪・怪異に対するスタンスが違っている点で色々と面白い

此作はより日本民俗的風習に踏み込んだ感じ、とでも言いましょうかね
横溝正史先生の作品がお好きなら是非お勧めしたい




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高野聖」は、昔親の本棚から引っ張り出して読んだ僕の思い出の小説の1つ
明治期の代表小説「金色夜叉」で有名な尾崎紅葉に師事した泉鏡花の著作
上著「厭物―」にも当てはまる「幻想・観念文学」という作風のパイオニアでもあった彼ですが
その情景描写の耽美さが特に印象深いのが表題「高野聖」だと感じてます

高野聖は複数発刊されておりまして、「歌行燈 高野聖」と「高野聖」とで全く別の編集がされています
ちなみに著者の作品は青空文庫から読むことも出来ます
古典的というか、基礎知識が必要な場面が多くあるので、そういった所を説明してくれる文庫本の方を是非お勧めしますが




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ここまでの選書から推察できる通り、僕は幻想・怪奇小説が好きで、
ハードボイルドの類は読まないのですが、「テロリストのパラソル」は数少ない例外
史上初の乱歩賞・直木賞のダブル受賞作
幻想文学が独特の雰囲気を楽しむものとしたら、ハードボイルドは人間模様を味わうもの
この著作の主人公は非常に人間臭くて好きです 達観してる主人公ってどうも感情移入できないから
学生運動の音も懐かしいと感じる程経った時代での事件の話
ちなみにテレビドラマ化もされてますが、僕は見たことがないです(´◔‿ゝ◔`)




粗筋とか調べたら出てくるし、そもそも粗筋で変な事ボロッちゃうと楽しみが半減すると思うのでその辺は御愛嬌
皆さんもお勧めの小説があれば教えて下さい それでは
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